「体・心・脳スッキリ!」のイルチブレインヨガ小倉スタジオです。
健康の鍵をにぎる「腸」。
朝、スッキリと排便が出ない、最近やたらとオナラが出る、など便秘に関するお悩み相談をよく受けます。
その原因の一つとして、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が低下している可能性があります。
腸も活発に運動をしないと便秘だけでなく、健康を損なう恐れもあります。
それに、腸が健康を損なうと免疫力が低下して病気になりやすくなるだけでなく、肌荒れなど美容面でも悪影響が出てきます。
今日は、腸の蠕動運動を活発化するエクササイズをご紹介します。
その名も「腸運動」
人間は動物の中で唯一、常に「直立二足歩行」をします。
この直立二足歩行のスタイルは、人類を大きく進歩させましたが、問題も起きました。重力によって内臓が下のほうへ下がる圧力がかかり、腸に負担がかかるようになったのです。
この結果、腸が硬くなりやすくなり、便秘というトラブルを抱える人が多く出るようになりました。
現代社会では、さまざまな便秘薬が市販されています。しかし、どんな薬にも副作用はありますから、やはり体質そのものを改善したいものです。
人間にとって宿命ともいえる腸の問題に対処すべく開発されたのが、「腸運動」です。
腸運動をすると、腸の「蠕(ぜん)動運動」が促され、お通じがスムーズに。内側から健康になれます。
腸運動の方法
腸運動のやり方はいたって簡単。
下腹部を膨らませたりへこませたりするだけ。
立ったまま、座ったまま、あるいは寝ている状態でもできます。
腸運動は強すぎたり、早すぎたりしないように、自分の身体に合う速度と強さで行います。
普通はおなかを膨らませてへこませるのを2~3秒で行い、呼吸に関係なく行います。呼吸を追加して、おなかを膨らませるときに息を吸い、へこませるとき息を吐くと腹式呼吸になります。
<腸運動のやりかた>
1.両手の親指と親指、人差し指と人差し指をつけ、親指がおへそにくるようにおなかの上にあてる。
2.ゆっくりお腹を膨らませ、次に、へこませる。膨らませるときは下腹に圧力を感じるまで押し出す。
へこませる時は、おなかが背中につくイメージで。これを繰り返す。
3.最初は50回くらいからはじめて、だんだん回数を増やしていく。
集中力やダイエットとも関係のある腸。
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それでは、今日も良い1日を★